HPV検査は、どのくらいの間隔で受けたらよいのでしょうか

Q

HPV検査は、どのくらいの間隔で受けたらよいのでしょうか?

A

初めてのHPV 検査
30歳以上で、まだHPV 検査を受けたことがない女性は、次の細胞診を受けるときにHPV 検査も一緒に受けることをお勧めします。30歳未満の女性でも、細胞診でASC-US (明確に判定できないボーダーライン) と判定された場合は、HPV 検査が必要になります。HPV 感染は、若い女性にはよくあることです。通常は一時的なもので、ウイルスは自然に消えてしまいます。

2 回目以降のHPV 検査
30歳以上の場合、どのくらいの間隔でHPV 検査を受けるのかは、過去の検査の結果によって異なります。たとえば、細胞診もHPV検査も正常と判定された場合は、3 年に1 度の検査で大丈夫です。



Q

いつ、HPV検査の必要がなくなるのですか?

A

日本では、子宮頸がん検診の終了年齢について定めたガイドラインはありません。海外の多くの国では、検診の終了年齢が決められています。検診を受ける必要がなくなれば、HPV検査も必要ありません。米国のガイドラインでは70歳以上、または子宮頸部切除も含めた子宮全摘出手術を受けた女性には、子宮頸がんの検査は必要ないとしています。下の表は、米国の学会のガイドラインです。

対象となる女性:検査の終了時期例外
70歳以上の女性
出典:
米国癌学会
過去10 年間続けて細胞診が異常と判定されず、過去3回の細胞診の結果が正常な場合、子宮頸がんの検査は以後必要ない。
  • 子宮頸がんの病歴がある場合
  • 胎内にいるときに、母親がDES (ジエチルスチルベストロール:かつて流産抑制剤として使われていた) を投与されたことがある場合
  • AIDS (HIV) や他の理由により免疫機能が低下している場合
子宮全摘出を受けた場合 (子宮頸部の切除を含む)

出典:
米国癌協会/米国産科婦人科学会
下記の状況の場合、検査を受ける必要はない:
  • 子宮全摘出の理由が 異形成 (CIN)) や子宮頸がんと無関係の場合